五大栄養素の働きについて図で表し、その役割について説明します。

人間にとって生きていく上で必要な5大栄養素とは? 栄養学
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毎日、仕事での忙しさで食事が散漫になっていませんか?

時間がない中で食事をかまけて、ついつい面倒くさいから「今日もこれにしよう。}と
毎日同じような脂っこい食事になっていませんか?

また、忙しいと自分の机の上でカップ麺で済ませてしまう、になっていませんか?

人間には必要な栄養素が約50種類以上もあると言われています。

その50以上の栄養素をバランス良く摂っていくことが健康の秘訣だと言われています。

しかし、なかなか50種類の栄養素をバランス良く食べるのはなかなかむづかしいものです。

脂っこい食事もたまには必要なのでしょうが、肉やお魚から摂った栄養素は野菜が体の中でうまく働かせてくれています。

 

エイちゃん
エイちゃん

それでは、人間にとって生きていく上で必要な5大栄養素について解説していきましょう。

 

人間が生きていくために必要な5つの栄養素とは?

 

体内で活躍する栄養素

人間が生きていくためには5つの栄養素が必要です。

その5大栄養素を更に詳しく見ていくと50種類の栄養素があり、それぞれの食品にバランス良く配合されています。

その前にまず、5大栄養素から見ていきます。

 

脂質とは?

 

脂質とは?

体の中でエネルギーとして活躍する成分です。

脂質の質を決める成分は脂肪酸で、多くは肉や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸と魚や植物油に多く含まれる不飽和脂肪酸があります。

特に、不飽和脂肪酸は、体内で合成できない必須脂肪酸を形成することができます。

 

※飽和脂肪酸とは=エネルギーとして使われやすく、体内で合成できる脂肪酸、肉、乳製品等に含まれている。
※不飽和脂肪酸とは=比較的エネルギーとしては使われにくく、体内で合成できない脂肪酸、植物、魚等に含まれている。

炭水化物とは?

炭水化物とは?

炭水化物とは、糖質と食物繊維の2つの栄養成分からなります。

食物繊維

糖質は、体に入ってからブドウ糖に分解されてエネルギー源となります。

また、食物繊維は、腸内環境を良くして便通を促して肥満を防ぐ役割を果たします。

食物繊維はこの他にも血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能を持っています。

 

タンパク質とは?

筋肉や内臓をはじめ、人間の体を形成するための栄養素です。

この他にも体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、栄養素の運搬にも携わっています。

タンパク質には、肉や魚に多く含まれる動物性タンパク質と豆や大豆加工品に多く含まれる植物性タンパク質があります。

そして、タンパク質を構成するのがアミノ酸です。

人間にとって20種類のアミノ酸が必要ですが、そのうち9種類は体内で合成することができません。

 

ミネラル(無機質)とは?

ミネラル(無機質)とは?

人間の生体を構成する主なもの酸素、炭素、水素、窒素以外の、例えば、カルシウム、リン、カリウム、他を指します。

極微量ですが、体にとっての機能維持や調整には欠かせない成分です。

これらの元素は、体内で生成できないため、食物からとる必要があります。

骨や歯などの材料になる多量ミネラルと体内のさまざまな化学反応に欠かせない微量ミネラルがあります。

 

ビタミンとは?

 

ビタミンとは?

これも人間が生きていく上で必要な有機化合物です。

大半が体内で生成できないため食物から摂取する必要があります。

現在では必須ビタミンは13種類あり、いろいろな食品に含まれていますが、特に野菜に多く含まれています。

また、ビタミンは水に溶けやすく、油脂に溶けにくい水溶性と油脂に溶けやすく、水に溶けにくい脂溶性の2種類があります。

それにビタミンは、他の栄養素がうまく働くために機械の潤滑油のような役割も持っています。

 

まとめ

 

人間が生きていく上で必要な5栄養素ですが、どれも重要であるため欠かすことができません。

この5栄養素を詳しく見ていくと更に50種類の栄養素に分類されていきます。

また、5栄養素以外にも食品には体にさまざまな働きかけをする成分があります。

これを機能性成分と呼んでいます。

例えば、この機能性成分のひとつに、ポリフェノールがあります。

このポリフェノールは、強い抗酸化力があり、目などに効果があります。

その他にも、野菜やくだものにはこの機能性成分がさまざまに含まれています。

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