BMIの数値には注意して!メタボの可能性もある危険な肥満度とは?

BMIの数値には注意して!メタボの可能性もある危険な肥満度とは? 症状別
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肥満が進むと必ず訪れるのがメタボです。

それはわかっているのですが、なかなか痩せれない、ついつい食べすぎてしまう。

でも、この辺が限界かなぁ~「こんなに太っていちゃ、もてないし」「それに階段登るのもつらい」

この先は、メタボリックシンドローム、俗に言うメタボの世界が待っている。

年を取ったら糖尿病、高血圧、心血管疾患など起こすと聞いています。

今こそ、将来に対する心配を克服するべき時だ!

 

そうです。

将来的にも、2型糖尿病になるリスクは約3倍、心血管疾患から死亡するリスクは約3倍になるといわれています。

 

そんな怖いメタボですが、今ならまだ間に合います。

 

まずは、普段の食生活を見直し、食生活を改善する時です。

 

決断は早いほうが良いでしょう。今からでも行動して下さい。

 

最近は、肥満度の基準値を総合的にBMIという数値で計測しています。

 

BMI(body mass index)とは?

BMI(body mass index)とは?

 

世界的に標準となっているBMI数値について

BMI数値女性BMI(body mass index)は、体重(kg)を身長(m)で2回割った数値です。

参考例:
身長が170cmで体重が70kgの人ならば、70÷1.7÷1.7=24.4 となりBMI=24.4です。

数値としては、22が標準体重で、25以上が「肥満」と判定されます。

 

※女性向けBMI数値

 

また、一方でメタボリックシンドロームは、特におなか周りに注目します。

メタボリックシンドロームの診断基準

それは、内蔵脂肪型肥満に焦点を絞っているからで、計測もお腹周り(腹囲)径が最も大切な判定基準になっています。

判定基準は、判定基準はウエスト周径が男性では85cm以上、女性では90以上で高血糖(110mg/dl以上)、高中性脂肪血症(150mg/dl以上)、低HDLコレステロール血症(40mg/dl未満)、血圧高値(上が130mmHg以上、下が85mmHg以上)、のうち2つ以上がある場合です。

 

この場合、BMI数値が低くても腹囲が大きな場合メタボリックシンドロームの可能性があります。

 

「メタボ」=メタボリックシンドロームってどんな病気?

「メタボ」=メタボリックシンドロームってどんな病気?

メタボリックシンドロームは「内臓脂肪症候群」と呼ばれている病態です。

その原因は食べ過ぎや運動不足といった普段からの生活償還の乱れから内蔵脂肪が蓄積なれる肥満型になっています。

それに中性脂肪が高く、HDLコレステロールが低く、血糖値が高いうちの2つの項目に該当する状態です。

これらの脂肪がどの部分に集まるかによって症状も変わって来ます。

更に、日本人の場合は、40以上の多くの男性がメタボリックシンドロームだといわれています。

つまり、誰でもがなる病気のひとつなのです。

その中でも特に怖いのが内蔵脂肪型と呼ばれているメタボリックシンドロームです。

内蔵脂肪型について

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積で高血糖、高血圧、脂質代謝異常のうち2つの異常で判定されます。

特に、40代~70代までの幅位広い男性の約半分がメタボの予備軍だと言われています。

内臓脂肪は目立ちにくく、太っていなくても内蔵の中に脂肪が蓄積されている体型です。

また、内蔵脂肪が溜まりすぎると動脈硬化のリスクを高める作用を持つ生理物質を多く分泌されるためにより危険視されています。

中性脂肪について

皮下脂肪や内蔵脂肪のもとになるのが中性脂肪です。

体内に入った中性脂肪は、血液の流れに乗って体内の各所に運ばれます。

しかし、この中性脂肪を過度に摂りすぎると血液がドロドロになり、動脈硬化を引き起こす原因ともなります。

コレステロールについて

コレステロールは脂肪の一種です。

コレステロールは体内でも、非常に重要な役割を持っていますが、主に肝臓で作られ、タンパク質と結びつき、
HDLやLDLコレステロールと呼ばれるようになります。

①HDL(善玉コレステロール)について

体の組織の余分なコレステロールを回収する役割があります。

②LDL(悪玉コレステロール)について

肝臓からコレステロールを体の組織へ運び出す役割があります。

どちらのコレステロールもそれぞれの役割がありますが、血液中に多くなりすぎると
血がドロドロになり動脈硬化の恐れがあります。

内蔵脂肪型肥満の見つけ方?

内臓脂肪型肥満は、腹囲が目安になります。

「腹囲が男性85cm以上、女性が90cm以上」が内蔵脂肪面積100c㎡以上と診断され、内蔵脂肪型肥満と判定されます。

それでは、ここからがメタボリックシンドロームへの対策です。

 

メタボリックシンドロームの予防と対策

メタボリックシンドロームの予防と対策

まず、基本的なことですが、運動を習慣づけ、食生活を規則正しく内容を改善することがあげられます。

ところが、これが私たちにとっては守りづらいものなのです。

メタボの場合は、肥満を改善することから始まります。

それには、規則正しい食生活、暴飲暴食をしない、寝る前に食べない、食事はよく噛んで食べる、間食やアルコールを控える、適度な運動を毎日行う、とごく当たり前のルールです。

これを最初から高い目標をやるのではなく、習慣付けられるように毎日コツコツやることが肝心です。

まとめ

肥満~メタボ~内蔵脂肪型肥満

どうしても普段の生活習慣からくる不健康な食生活や食べ過ぎ、飲みすぎで体に負担を与えています。

これを改善するだけでもその後の体への脂肪負担は減少します。

それも若いうちから取り組まねばなりません。

特に、男性にとっては、会社での飲み会や友人との付き合いから上記のルールを守れなくなります。

だから、それ以外の普段の生活は規則あるものが自分自身にとってもおすすめです。

本当にメタボで命を縮めるのはバカらしいです。今から始めてください。

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