1日3食の食事時間の習慣が人間の生体リズムと合っている2つの理由!

1日3食の食事時間の習慣が人間の生体リズムと合っている2つの理由! あなたのために
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悠久
悠久

現代において、1日3食は当たり前のように思われがちですが、

 

実は、この1日3食の食事時間が作られたのは江戸時代だと言うことをご存知でしょうか?

 

それまでの時代は、1日2食だったのです。

 

それが、2つの理由から3食になったのです。

 

その1日3食になった理由から見ていきましょう。

1日3食になった2つの理由とは

1日3食になった2つの理由とは

1日2食だった頃は、朝食をお昼ぐらいに食べて、夕食を4時頃に食べていました。

その頃の朝食は、朝・昼食の間の子だったようで、朝早く起きて仕事の合間に朝食を食べていました。

1日3食になった理由のひとつ目は?

江戸を襲った「明歴の大火」の後、江戸の復興で各地から集まった大工などの職人が

朝から晩まで名一杯仕事をしたおかげで朝食と夕食の時間が延びて間が持たなくなり、昼食を挟んだのです。

また、現場から朝食・夕食を取る時間がもったいないので現場にいろいろな屋台や飯屋が出来たのです。

それらの江戸での食文化が各地に伝染して、1日3食が当たり前になったのです。

1日3食になった理由のふたつ目は?

江戸時代に入って物流が盛んになり、各地で生産される菜種油が各地で流通されるようになると、

今まで夜早く寝ていたのが、夜遅くまで菜種油のおかげで部屋が明るく灯されるようになって就寝も遅くなっていきました。

このため4時頃の夕食時間もそれにつれて遅くなり、昼食をお昼に挟み込むようになり、1日3食となったようです。

このように100年以上経ち、この1日3食が現代人の習慣となりました。

 

1日3食の食事時間が体に良い2つの理由とは?

1日3食の食事時間が体に良い2つの理由とは?

1日に食べる食事は、人間にとって役割が違っています。

朝食は、1日の活動の準備、昼食は、その日の後半のエネルギー補給、そして夕食は、明日のための体作りと準備です。

そして本来の体に良い2つの理由とは

ひとつ目が人間の生体リズムと合っている。

人間には本来備わっている生体リズムがあります。

その生体リズムと連動しているのが、人間の体内時計です。

それぞれの人間の各器官に体内時計が装備されており、その時計に応じて各器官が動作しています。

まず、大きく人間の時間を2つに分けると、睡眠時間と起床時間(起きている時間)です。

当然、その時間には体内から分泌されるホルモンが変わって来たり、各器官の動きも変わってきます。

その体内時計に大きく影響しているのが「光」と「食事」です。

「光」は、夜の闇から朝の日の出で体内時計が反応して、また夕から夜になるタイミングで「光」は落とされます。

この生体リズムと体内時計は、地球の自転と地球の公転に合っています。

「食事」が影響しているのは次の理由からです。

朝・昼・夕の規則的な食事時間が良い

朝・昼・夕の規則的な食事時間が良い理由は、生体リズムにしろ体内時計にしろ、規則正しく生活習慣を作ることは、

リズムと時計にマッチしているのです。

特に、朝に睡眠から開けた脳が朝食でのブドウ糖をエネルギー源として、1日のスイッチを入れることになります。

夕食で体作りが行われる

夕食で食べたものが睡眠中に筋肉や骨、歯、髪の毛のたんぱく質やミネラルの補給に繋がります。

しかし、逆に夕食に食べたものが脂肪に変わることもあり、夕食時の食べ過ぎはよくありません。

もうひとつの理由とは?

同じ時間帯に食事を摂ることの効果とは、

・適正体重の維持
・健康の維持促進
・生活リズムが整う
・腸内環境が整う(便秘改善)
・自律神経の乱れを防ぐ
・気持ちの安定

「規則正しい食生活」は、人間本来の体のもうひとつのリズムに歩調が合ってきます。

じゃ~何をどれだけ食べれば?

 

何をどれだけ食べればよいのか?

何をどれだけ食べればよいのか?

体内での栄養素の働きは3つあります。

・エネルギー源になる「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」です。

・体を構成する成分は「たんぱく質」「ミネラル」「脂質」です。

・体の調子をととのえる成分は「ビタミン」「ミネラル」です。

これらをバランス良くとることで健康維持に繋がります。

そのガイドとなるのが厚生労働省・農林水産省が推奨する「食事バランスガイド」です。

 

現代人にとって江戸時代から続いてきた「1日3食が本当に正しいのか?」という議論もあります。

 

本当に1日3食が正しいのか?

本当に1日3食が正しいのか?

100年以上続いた1日3食の習慣ですが、最近の都会の時間の感覚は睡眠と起床の境目がかなり薄くなっているように感じます。

つまり、朝から自動車・列車が走り回り、夜は街灯の発達で暗がりが少なくなってきております。

このような周りの環境に影響を受けて食事の回数に変化が起こって来ています。

食事回数を減らしてみる

・1日1食にしてみる:1日1食にして、その1回の夕食を贅沢に、がっつり食べることで食事全体のカロリーを減らすことが出来ます。

・1日2食にしてみる:1日2食にして、胃腸関係を休めてあげ、全体のカロリーを減らすことで生活習慣病を抑えることが出来ます。

しかし、ここで抜けていることは、食事時間に人間はストレスを緩和していることです。

食事時間に「ほっ」とする時間が1日3回以上は必要なんです。

食事回数を増やしてみる

食事回数を増やすことで、栄養がこまめに補給され、脳がいつでも栄養があると勘違いをして、脳が体内の栄養を消費して良いと指令を出します。

そのことで体内の脂肪が消費され、体脂肪が適正化され、生活習慣病の抑制にも効果があります。

・1日4食にしてみる:朝食・昼食・軽めの夕食・+低カロリーの夜食を取ることで夕食のどか食いを防げます。

・1日5食にしてみる:朝昼夜の3食にそれぞれ2食分の軽い食事を入れます。

こうすることで全体のカロリーを抑え、体脂肪が減ります。

また、1日5食は糖尿病患者向けの食事内容で、空腹時からの血糖値の上昇を防ぐことが出来ます。

しかし、ここで抜けていることは、「軽めの食事」ががっつりした食事なったり、ただの間食を食べる時間にならないとも限らないことです。

どちらも一長一短あり、優れているとは言えません。

そしてもうひとつの問題点は、

 

食べる時間を間違えると肥満になる?

食べる時間を間違えると肥満になる?

まず、同じものを同じだけ食べても、夜食べるよりも、朝食べたほうが肥満になりにくい。

人間の体の体内時計との絶妙のバランスが関係しており、従来の食べる量や食べた食物によって肥満になる。

その考えに「時間学」が加わり、従来の食べる量や食べた食物によって肥満になる。に食べた時間により、より肥満になりやすいという結論になります。

その考えに基づけば、朝または昼に食べた食事での栄養はその日に消費してしまう。

それに比べて、寝る時間帯に近づいて食べれば、その分だけ蓄積に回る分が増えるということです。

人間は「体内時計」と連動しており、その「体内時計」で管理している時間帯にホルモンを分泌して体の各所に指令を出しています。

そのホルモンとは「レブチン」と呼ばれ、食欲を抑制するホルモンです。

「レブチン」は、夜寝ている時間帯には全く効果なく、食べ続け、そして「太る」という現象を引き起こしていたのです。

このことからわかるように、人間の体は「規則正しい食事時間に食事をして消化・分解する機能を体内時間で管理している。」

ことがよくわかります。

1日3食の結論

1日3食の結論

生まれてから今まで1日3食で過ごしてきて、体も食事時間の習慣に慣れており、生体リズムや体内時間も慣れてきています。

これを敢えて、3食から減らしたり、増やしたりする必要はないと思います。

できれば、朝・昼・晩とそれぞれの食事時間を5~6時間空けて、人間の一日あたり必要な2000キロカロリーを3回に分けて、それぞれ600~700キロカロリーごとに取るのが理想です。

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