健康診断でメタボと疑わしい人は、まず腹囲を基準値とチェック!

健康診断でメタボと疑わしい人は、まず腹囲を基準値とチェック! あなたのために
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やっと健康診断が終わったの束の間、健康診断の結果が届きました。

 

いつも、健康診断書には要注意のマークがあり、今回もいくつあるか心配です。

 

その中でも、一番気になっているのはメタボリックシンドロームです。

 

 

その通りですよ。

 

まず、健康診断書を受け取ったら、「腹囲」「脂質」「血圧」「血糖値」の4つの項目をチェックしてください。

 

特に、メタボ健診で最初に聞かれるのは、体重よりも腹囲です。

 

これはお腹周りに脂肪があると生活習慣病へ発展する可能性があるからなのです。

 

この腹囲に加えて、脂質異常、高血圧、高血糖値のうち2つ以上に該当するとメタボリックシンドロームと診断されます。

 

 

それではメタボリックシンドロームとはについて見ていきましょう。

 

健康診断が終了してチェックするのは次の4つ

健康診断が終了してチェックするのは次の4つ

健康診断書を受け取ったら、真っ先に次の4つの項目または数値をチェックしてみてください。

 

内蔵脂肪型肥満の腹囲

まず、健康診断書の内臓脂肪型の腹囲をチェックしましょう。

該当する場合は、肥満症の可能性があります。

【チェック項目】

・男性:85cm以上

・女性:90cm以上

男女ともに、腹部CT検査の結果が内臓脂肪型面積が100cm2以上に相当します。

 

脂質異常の数値

次に、中性脂肪の数値とHDLコレステロールの数値をチェックしましょう。

【チェック項目】

・中性脂肪:150mg/dL以上

・HDLコレステロール:40mg/dL未満

以上のいずれか、または両方が該当する場合、メタボリックシンドロームの疑いがあります。

過剰な中性脂肪の増加とHDLコレステロールが減少傾向に該当する場合

⇒脂質異常症の疑いが出てきます。

 

高血圧症

最高血圧と最低血圧の数値をチェックしましょう。

【チェック項目】

・最高血圧(収縮期):130mmHg以上

・最低血圧(拡張期): 85mmHg以上

以上のいずれかまたは両方が該当する場合。

最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上より低めの数値の場合はメタボリックシンドロームの診断基準となっています。

⇒高血圧症の疑いが出てきます。

 

高血糖

空腹時血糖値の数値をチェックしましょう。

【チェック項目】

・空腹時血糖値:110mg/dL以上

糖尿病と診断される「空腹時血糖値126mg/dL以上」より低めの数値で、

ぎりぎり境界型に分類される糖尿病の1歩手前がメタボリックシンドロームとなっています。

⇒糖尿病の疑いが出てきます。

 

2つ以上の項目に該当

◎1つの場合は、それぞれ該当するページに飛んで内容をチェックしてください。

◎2つ以上の場合は、メタボリックシンドロームに該当します。

 

メタボリックシンドロームについて

メタボリックシンドロームについて

生活習慣病は、それぞれの病気がそれぞれ進行するのではなく、お腹周りの、特に、内蔵周りの脂肪が付き始める肥満です。

それを「内臓脂肪型肥満」と呼んでいます。

この場合の「腹囲」が男性が85cm以上、女性が90cm以上の数値を示した場合、この「内臓脂肪型肥満」となります。

また、それに加えて、「脂質異常症」「高血圧症」「高血糖」のうち2つ以上が該当する場合は「メタボリックシンドローム」と認定されます。

これらの症状で怖いのは、該当する項目が1つしかない場合でも、それぞれの数値がその警戒数値に近い場合、併発することで動脈硬化などの病気が進行することがあることです。これを隠れメタボと呼びます。

 

隠れメタボが進行、40歳からの内臓脂肪型肥満に注意

それほど太っている訳じゃない、ちょっぴりお腹が出ているだけ!

自分自身では、気がついていませんが、メタボと診断とされたときから隠れメタボは進行しています。

大変なことに、メタボリックシンドロームは、全身の血管を傷付けているのです。

ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞の危険が増しています。

つまり、メタボリックシンドロームが引き金となり、次々と起こる悪い連鎖が始まります。

 

悪い連鎖とは

メタボと診断⇒善玉ホルモンが減少⇒インスリンの低下⇒糖尿病、高血圧、コレステロール異常⇒動脈硬化の進行

となります。

動脈硬化が起こると、必然的に、心筋梗塞、狭心症、そして脳卒中(脳梗塞・脳出血)や腎不全、認知症へと進みます。

 

隠れメタボの進行とは?

隠れメタボの進行とは?

隠れメタボにとって、最も恐ろしいのは、隠れたところでメタボが進行することで、その進行に伴い他の病気を併発することです。

 

メタボの第一歩目は?

メタボの第一歩目は、内蔵への脂肪の蓄積です。

体内の腸に溜まる脂肪は、増えすぎると門脈という血管を通して肝臓に流れ込み、中性脂肪がたくさん合成します。

 

メタボの第二歩目は?

メタボの第二歩目は、中性脂肪が増えすぎることです。

増えすぎた内蔵脂肪からはインスリンの動きを低下させたり、コレステロールの代謝を異常にする原因となったりします。

 

メタボの第三歩目は?

メタボの第三歩目は、血管へのトラブルが進行。

こうなるとメタボの進行も駆け足となり、脂質異常や高血圧が血管の動脈硬化を高め、血糖値の上昇が毛細血管の機能を低下させています。

 

メタボの最後の一歩とは?

メタボの最後の一歩は、全身の血管を傷つけていくことです。

ここまでくると動脈硬化が進行して脳血管疾患(脳出血・脳梗塞)、心疾患(心筋梗塞・狭心症・心不全)のリスクを高める。

 

メタボリックシンドロームは予防・改善ができる

メタボリックシンドロームは予防・改善ができる

メタボリックシンドロームの原因は食生活と普段の生活が原因です。

・食生活の改善:3食をきちんと摂り、「味付けの濃いもの」、「脂濃いもの」を控える。

「暴飲暴食を控える」「間食を出来る限り減らす」 これらのことを守れば、ある程度の予防は可能です。

・普段の生活:「夜遅くまで遊ばない」、「1周間に1度の体の休息日を設ける」、「適度な運動を取る」、「適度な睡眠時間を取る」 これらのことを守れば、ある程度の予防は可能です。。

また、メタボリックシンドロームと認定されたといっても、医療機関と相談しながら、食生活と普段の生活を改善することで進行を止めたり、遅らせることは可能です。 その場合は、必ず専門医と相談してください。

最後に、本来は1年毎の健康診断で体の異常を気づかなければいけません。

しかし、メタボが進行している人にとっては、1年は長すぎます。

そんな方へのおすすめが「自分で出来る生活習慣病への検査」です。

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メタボリックシンドロームのまとめ

メタボリックシンドロームのまとめ

ここで書きました通り、男女ともに太り過ぎは万病のもとになります。

特に、内蔵脂肪型肥満は気づきにくいという点があります。

お腹周りのでっぱりが気になりだしたら、是非、専門医に相談してみてください。

また、健康診断書からも「腹囲」「脂質異常症」「高血圧症」「高血糖」の数値のうち2つが該当したら、専門医に相談してみてください。

また、近い数値でも併発すると動脈硬化などが進行することがありますので、ご注意ください。

 

【お問い合わせ】

※何かお問い合わせやご意見がありましたならば、下記のフォームにてお問い合わせください。

1周間内外にてご返答させて頂きます。 よろしくお願いいたします。

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