自分自身ではなかなかわからない悪しき生活習慣。
なにも、食事面だけではありません。
生活面と食事面は一体化しています。
例えば、朝少し早起きするだけで朝食を食べれる時間を生み出せます。
このように生活習慣を少し良い方向に向けるだけで食生活も良い方向に向かいます。
今回はその食生活を良い方向に向けるための指針をご説明いたします。
食生活を取り巻く生活習慣を見直す
普段の生活の中で忙しく立ち回っている人々が多い現代ですが、
生活の中でのメリハリを付けて、せめて食事時間はゆとりを持たせましょう。
悪しき生活習慣とは
食生活を変えるのが良いのは、みなさん自身もご理解をいただいていますが、なかなか変えられないのが生活習慣です。
その悪しき生活習慣を導いているのは何なのでしょうか?
仕事での習慣
・飲み会での深夜までの暴飲暴食
・仕事での多忙のため昼食を抜く、またはコンビニかファーストフードで済ませる。
・仕事でのストレスを家まで持ち帰る
家庭での習慣
・タバコの吸いすぎ、お酒の飲みすぎ
・コンビニ・出前の食事で済ませている
・外食が多くなる
・夜型生活になっている
・間食が多く、食事量が少ない
・好き嫌いが多く、栄養バランスが偏ってしまう
・朝食を抜くことが多い
これらの悪しき習慣が食生活を悪い方向に向けています。
望ましい食生活の戻すために、次の食生活指針をチェックしてください。
食生活指針とは?
2000年に文部科学省・厚生省・農林水産省の3者合同での策定された「食生活指針」があります。
2016年に食をめぐる動向を勘案して改定されました。
この食生活指針は生活の質(QOL)の向上、適度な運動と食事、バランスのとれた食事内容、食料の安定供給、食文化への理解、
食料資源や環境への配慮などが視野に入っています。
【食生活指針】
- 食事を楽しみましょう。
- 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
- 適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を。
- 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
- ごはんなどの穀類をしっかりと。
- 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
- 食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて。
- <日本の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を。
- 食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を。
- 「食」に関する理解を深め、食生活を見直してみましょう。
の10項目です。
食生活指針の解説
ここではこの「食生活指針」について、私なりの感想を述べさせて頂きます。
①食事時間でのコミュニケーションの重要性を説いています。
②朝食を摂り、間食や夜間での食事を控えましょうと言っています。
③主食=ごはんを中心に多彩な食材を使い、栄養のバランスを取りながら食事をして欲しいと説いています。
④ごはんなどの穀物を中心に日本食をもう一度見直して、日本の気候、風土に合った食事内容にしてほしいと説いてます。
⑤たっぷりの野菜と乳製品、豆類、魚でビタミン、ミネラル、カルシウムを摂って欲しいと説いています。
⑥塩辛い食品を控えて、脂肪のとりすぎをやめて、動物・植物・魚の脂肪をバランスよく摂取すること。
⑦普段から適正体重を知り、生活習慣病に注意して、食事はしっかり噛んで食べること。
⑧日本産地の食材を有効に活用して日本の食文化の維持に務めること。
⑨調理を工夫して出来る限り食材の無駄をなくし、食材を無闇にすてないこと。
⑩自分の食生活を守り、時には家族や仲間と食生活を考えよう。そして、食生活を大切にすること。
このように時代と共に改定され引き継がれています。
食生活を改善することのまとめ
日本の文化の中でも「食文化」は大陸から入ってきた食文化と混ざり、独特の食文化を築いています。
また、日本の食文化は、多くの自然を取り入れており、季節と共に食文化も展開しくのです。
そして、日本の食文化の素晴らしいところは、バリエーションの多さと多様性にまさることです。
最後に、日本の食文化は味、香りはもちろんのこと、色や形が含まれていることです。
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