どうしても年を取ると身体能力が落ちて普通に歩いていても転倒することがよくあります。
お年寄りのお父さんやお母さんを持っている方は特に注意が必要です。
特に、一人暮らしをしているお年寄りには普段から適度な運動が必要です。
また、食事面でもタンパク質の多く含まれている食材を選び、野菜や果物からビタミンを補充することが望ましいのです。
サルコペニアとは?
サルコペニアとは、ギリシャ語でサルコ(筋力)とペニア(減少)を組み合わせた造語です。
これは加齢に伴う、高齢者の筋力減少して身体機能が低下してくることです。
特に、高齢者になるほど筋力の減少が激しくなり、歩行時の転倒や歩行困難で要介護に映るケースが出てきます。
サルコペニアへの対策
筋力の減少は誰でもがなることですが、人によって進行速度が違ってきます。
このサルコペニアを遅らせるためには、毎日適度の運動が必要です。
そして食事面では、栄養面でのバランスを考えて食事をすることが肝心です。
また、タンパク質の多い食材を使い、ビタミンの豊富な野菜をとることを心がけて下さい。
更に、筋タンパク質の合成を促す泌須アミノ酸のロイシンを含む動物性タンパクも取りましょう。
サルコペニアの原因とは
筋力は、人間の体内で合成と分裂を繰り返しています。
ところが、加齢と共に合成よりも分裂が上回ると筋力量は減少していきます。
サルコペニアの原因には、加齢から来る原発性と病気などのから来る二次性があります。
特に、病気などが引き起こす二次性は、寝たきり、運動不足からくる筋力の減少と
臓器不全、がんなどによる吸収不良や消化器疾患での斤量の減少もあります。
まとめ
サルコペニアは、筋力の減少から要介護のリスクが高まるために注意しなければなりません。
ある程度年齢がが高くなってくると適度な運動と栄養バランスを考えた食事改善が必要です。
加齢と共にやってくる運動機能の低下は、ロコモティブシンドロームとも呼ばれています。
※ロコモティブシンドロームとは
筋肉や骨の疾患や関節等の障害により立つ、歩くことが支障があることを指します。
ロコモが起こると転倒や骨折などに繋がりやすく、最終的に要介護に繋がることもしばしばあります。
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