自分自身にとって一番大切なものはなんだろう?
それは家族でしょうか? それとも自分自身でしょうか?
人によってはさまざまですが、その中でも優先順位が高いのが「健康」です。
「お金」「仕事」「地位」それらを守れるのは「健康」なのです。
また、「家族」を守るためにも自分自身が「健康」でなければいけません。
では、「健康」を維持するためには、「生活習慣」が重要です。
「健康」=「生活習慣」の中には、「食事」「運動」「睡眠」「ストレス」「喫煙」「飲酒」などなどがあります。
これらの「生活習慣」の中でも「健康」に対する阻害習慣から自分を守るために自己チェックを行います。
それが自宅で出来る「マイ健診」なのです。
なぜ、「マイ健診」が必要なのでしょうか?
それは「生活習慣」からもたらせれる悪性の生活習慣があるからです。
次に悪性の習慣について
生活習慣で発生する悪性の習慣とは?
それぞれの悪性の生活習慣が複数あれば要注意です。
生活での悪しき習慣
これらの項目で5つ以上のチェックが入る人は要注意です。
□ タバコを吸う
□ お酒を飲む機会が多い
□ 仕事が激務である
□ ストレスが溜まっている
□ 睡眠時間が不規則である。
□ 夜寝る時間が遅い
□ 20歳のときよりも体重が10キロ以上増えている。
□ お腹周り、腹囲が85cm以上ある
食事での悪しき習慣
これらの項目で5つ以上のチェックが入る人は要注意です。
□ 好き嫌いが多く、食べるものが偏っている
□ 野菜は食べない
□ 脂っこいものが好きである。
□ 濃い味付けのものをよく食べる。
□ 食事をファーストフードやコンビニで済ますことが多い
□ 夜遅い時間に食べることが多い
□ 朝食を抜くことが多い
□ 三食(朝・昼・晩)の時間帯がマチマチである
□ 早食いで噛んで食べることが少ない
仕事・運動での悪しき習慣
これらの項目で5つ以上のチェックが入る人は要注意です。
□ 仕事はデスクワークで一日中座ったままである。
□ 階段での移動は避けて、エレベータ・エスカレータをよく使う
□ 短い距離でも車で移動する
□ 電車やバスは出来るだけ椅子に座る。
□ 1日歩く歩数は、5,000歩に満たない
□ 休日は外出せずに自宅でゴロゴロしていることが多い
□ 休日に散歩や買い物はあまりしない
これらの三項目のチェックで多くのチェックが入った人は生活習慣病の予備軍に入っている可能性があります。
次にこれらの悪しき習慣を改善するためのポイントをお伝えいたします。
生活習慣の悪い部分の改善ポイント
なぜ、生活習慣の中でこれらの悪しき習慣を直さなければいけないのか?
それはあなたにとっての習慣だからです。
1度や2度の行いではなく、数回~数十回、数百回繰り返されるため体に悪いのです。
日常生活でのポイント
①適正体重の維持:常に、自分の適性体重を管理して維持していく、BMIが22を適正体重としてそれを維持する。
②喫煙や飲酒を控える:普段からたばこの吸い過ぎやアルコールの飲み過ぎを控える。
③ストレスを溜めない:ストレスを溜めずに発散出来る環境を作っておく
④規則正しい生活:規則正しい生活を送り、睡眠時間も適度に取るように心がける。
⑤腹囲を注意する:腹囲を注意して、お腹周りの脂肪が溜まらないように注意する。
食生活でのポイント
①脂肪を摂りすぎない:脂っこい食品を避け、栄養バランスを考えながら食事をする。
②野菜を1日350g以上摂る:野菜に含まれている食物繊維やミネラル、ビタミンを効果的に摂る
③野菜を摂れないとき:必要量の野菜に代わるもの、例えば、サプリメントや青汁を飲む。
④朝食を抜かない:忙しくても朝食は抜かずに必ず食べることを心がける。
⑤食事時間を規則正しく摂る:1日3食を時間的配分を考えながら摂る
⑥食事での好き嫌いをなくす:食事での好き嫌いを無くし、食材を満遍なく適量に食べること
⑦間食・夜遅くに食べることをなくす:間食を控えて夜遅く食事や間食をしないこと。
仕事・運動でのポイント
①仕事での移動は出来る限り歩く:仕事での移動は歩ける部分は歩き、またビル内では階段を使う
②デスクワーク時でも時折体操や散歩をする:常に机の前に座っている仕事でも適時体操や散歩を取り入れる
③休日は家でゴロゴロせず、たまに外出する:休日に散歩や外出して体を動かす。
④自宅で出来る簡単な体操を取り入れる:自宅で出来る簡単な体操を決まった時間取り入れ、習慣化する。
以上のような日常生活での良い習慣を取り入れ、生活習慣病への予防にします。
更に、生活習慣病への予防として重要な点は、病気になる前の早期発見です。
生活習慣病の予兆の早期発見
生活習慣病の予兆を早期に発見すれば防げる病気もあります。
しかし、その中でも内蔵型肥満は太ってもいないのに腹囲だけが出ている人の内臓に脂肪の溜まる病気です。
これらのことを踏まえて、1年に1回の特定健診に注意せねばなりません。
でもその1年に1回の特定健診を待っていれば手遅れになる可能性もあり、そこで「マイ健診」をおすすめします。
マイ健診とは?
自宅で検査が出来る血液検査のことを指します。
実は、職場で忙しい人はなかなか健康診断を受けれないという人がけっこう大勢います。
仕事に忠実な日本人ならではのことですが、実は、それが怖いのです。
特に、多忙な人ほど食事時間が不規則であったり、就寝する時間が遅かったりします。
要するに人よりも自分の体を酷使しているのに過ぎません。
だから、せめて血液検査による生活習慣病の発見することを早期にチェックしてください。
自宅で出来る検査=マイ健診
自宅で出来る検査とは、たったの3ステップです。
今回は株式会社メディカルフューチャーという会社が実施している「銀座血液検査ラボ」での
「生活習慣病」での血液検査をご紹介いたします。
まずは、「銀座血液検査ラボ」のホームページに新規登録をしてもらいます。そこから始まります。
登録が出来ましたら、自分のスマホにアプリをインストールします。ここまでが準備です。
【検査の手順は3ステップ】
①検査セットの購入
「銀座血液検査ラボ」のホームページから「生活習慣病検査」を申し込む。
②届いた検査セットにて採血
「銀座血液検査ラボ」から送られてきた検査セットにて自分で採血を行う。
※採血の方法は説明書及び動画説明にて確認して行う。
③検査セットを返送
採血が完了したら検査セットを説明書の指示どおり梱包して検査機関に送ります。
返送から3日以内に結果がアプリで確認出来ます。
「銀座血液検査ラボ」の「生活習慣病検査」でわかること
血液検査で13項目の検査を行います。
※検査項目の順序は「銀座血液検査ラボの生活習慣病検査項目」に基づいています。
総蛋白(TP)
血清中のたんぱく質の総量で、肝機能や腎機能の異常を調べる。
低値の場合疑われる病気:ネフローゼ症候群、栄養障害、がんなど
高値の場合疑われる病気:脱水、慢性炎症、多発性骨髄腫など
異常 | 要注意 | 基準範囲 | 要注意 | 異常 |
6.1以下 | 6.2~6.4 | 6.5~7.9 | 8.0~8.3 | 8.4以上 |
※単位=g/dL
アルブミン(ALB)
アルブミンは肝臓で合成され、肝臓障害栄養不足、ネフローゼ症候群などで減少する。
低値の場合疑われる病気:肝臓障害、ネフローゼ症候群、栄養障害(低栄養)など
基準範囲 | 要注意 | 異常 |
3.9以上 | 3.7~3.8 | 3.6以下 |
※単位=※単位=g/dL
AST(GOT)
肝臓や心臓などの細胞に含まれる酵素。肝臓や心臓に異常があると、血液中の量が増える。
高値の場合に疑われる病気:急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎など
基準範囲 | 要注意 | 異常 |
30以下 | 31~50 | 51以上 |
※単位=U/L
ALT(GPT)
肝臓の細胞に含まれる酵素。肝臓に異常があると血液中の量が増える。
高値の場合に疑われる病気:心筋梗塞、筋肉疾患など
基準範囲 | 要注意 | 異常 |
30以下 | 31~50 | 51以上 |
※単位=U/L
γ-GTP
肝臓の解毒作用に関係する酵素で、特にアルコール性肝障害で値が高くなる。
高値の場合に疑われる病気:アルコール性肝障害、慢性肝炎、胆汁うっ滞、薬剤性肝障害など
基準範囲 | 要注意 | 異常 |
50以下 | 51~100 | 101以上 |
※単位=U/L
総コレステロール(TC)
血液中のコレステロール量を調べる。値が高いと動脈硬化の原因になる。
高値の場合に疑われる病気:脂質異常症、高コレステロール血症など
要注意 | 基準範囲 | 要注意 | 異常 |
139以下 | 140~199 | 200~259 | 260以上 |
※単位=㎎/dL
中性脂肪(TG)
増えすぎは、肥満や脂肪肝、動脈硬化の原因になる。
低値の場合疑われる病気:動脈硬化など
高値の場合疑われる病気:低βリポタンパク血症、栄養障害(低栄養)など
要注意 | 基準範囲 | 要注意 | 異常 |
29以下 | 30~149 | 150~499 | 500以上 |
※単位=㎎/dL
HDL-コレステロール(HDL-C)
HDL コレステロールには血管壁に付着したコレステロールを運び去る役割があり、値が低いと動脈硬化や心臓病の危険がある。
低値の場合疑われる病気:脂質異常症、動脈硬化など
基準範囲 | 要注意 | 異常 |
40~119 | 35~39 | 34以下 |
※単位=㎎/dL
LDL-コレステロール(LDL-C)
血液中に増加した LDL コレステロールは血管壁にたまり、動脈硬化を促進させる。
低値の場合疑われる病気:動脈硬化など
高値の場合疑われる病気:栄養障害(低栄養)、甲状腺機能亢進など
要注意 | 基準範囲 | 要注意 | 異常 |
59以下 | 60~119 | 120~179 | 180以上 |
※単位=㎎/dL
尿素窒素(BUN)
たんぱく質の分解による老廃物の一種で、腎臓での排せつ機能に異常が生じると値が高くなる。
低値の場合疑われる病気:栄養障害(低栄養)など
高値の場合疑われる病気:腎機能障害、消化管出血、高たんぱく食、脱水症など
要注意 | 基準値 | 要注意 |
7以下 | 8~20 | 21以上 |
※単位=㎎/dL
クレアチニン(CRE)
老廃物の一種で、腎機能が低下すると血液中に増加する。
高値の場合疑われる病気:腎機能低下など
基準範囲 | 要注意 | 異常 | |
男性 | 1.00以下 | 1.01~1.29 | 1.30以上 |
女性 | 0.70以下 | 0.71~0.99 | 1.00以上 |
※単位=㎎/dL
尿酸(UA)
尿酸が過剰な状態を高尿酸血症といい、痛風を招く。
低値の場合疑われる病気:腎性低尿酸血症など
高値の場合疑われる病気:高尿酸血症(尿路結石、痛風などに繋がる)など
要注意 | 基準範囲 | 要注意 | 異常 |
2.0以下 | 2.1~7.0 | 7.1~8.9 | 9.0以上 |
※単位=㎎/dL
HbA1c(NGSP)糖化ヘモグロビン
過去1~2カ月の平均的な血糖値を調べる
空腹時血糖(FPG)が126mg/dL以上かつHbA1c6.5%以上なら糖尿病と判断されます。
基準範囲 | 要注意 | 異常 |
5.5以下 | 5.6~6.4 | 6.5以上 |
※単位=%
※各表の数値に関しては公益社団法人日本人間ドック学会より引用
公益社団法人日本人間ドック学会 「血液検査」より
マイ健診のまとめ
健康診断の弱点は、多忙なビジネスマンにとって行きたくても行けない環境だろう。
昔と違い、健診を載せたバスが会社の近くまでやってくる。
レントゲンやバリウム検査もそのバスで出来る。
この二つも重要な健診の項目ですが、血液検査に関しては生活習慣病の検査が可能になりました。
そのため、わざわざ健診の時間を割かなくても血液検査で生活習慣病の発見が出来ます。
また、最近では、体の多くの部分のがんを血液検査によって発見できるそうです。
【銀座血液検査ラボ/ketsuken】 血液検査を、もっと身近に、もっと手軽に。 必要な血液はわずか1滴で病院と同等の検査精度を実現。 検査結果は専用アプリに通知。
検査項目 ・男性向けがん検査 ・女性向けがん検査 ・生活習慣病検査 ・B型・C型肝炎検査
1年に一回の健康診断では物足らない「生活習慣病」の血液検査
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